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日経平均は3日ぶり反発、ファナックが指数けん引も伸び悩む(訂正)

相場概況
日経平均は3日ぶり反発。前日発表の株主還元策が好感されたファナック<6954>が買われ、指数をけん引した。日経平均は85円高からスタートすると、一時20133.78円(前日比150.46円高)まで上昇する場面があった。ただ、ゴールデンウィーク入りに加え休日前であることから積極的な買いは入りにくく、ファナックが伸び悩むと日経平均も上げ幅を縮小する展開となった。

大引けの日経平均は前日比75.63円高の20058.95円となった。東証1部の売買高は20億8721万株、売買代金は2兆8658億円だった。業種別では、鉱業、保険業、精密機械が上昇率上位だった。一方、金属製品、その他金融業、医薬品が下落率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、ファーストリテ<9983>などが堅調。ファナックは終値で3.3%高となった。アイシン精<7259>が10%を超える上げとなったほか、デンソー<6902>やキーエンス<6861>の上昇も目立った。また、クボテック<7709>、レオン自機<6272>、アイネス<9742>などが東証1部上昇率上位となった。一方、SUMCO<3436>、キヤノン<7751>、コマツ<6301>、マツダ<7261>、ソニー<6758>などが軟調。米アプライドとの経営統合撤回を発表した東エレク<8035>は15%近い下落で東証1部下落率トップ。京セラ<6971>が6%超下落したほか、エーザイ<4523>も4%安と下げが目立った。また、東エレクのほかブロドリーフ<3673>、カワチ薬品<2664>などが東証1部下落率上位となった。

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