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日経平均は4日続伸、後場上げ幅を広げ19700円台回復

相場概況
日経平均は4日続伸。12日の米国株式市場は、世界的な国債利回りの上昇や欧州株安を受けて下落。こうした流れから、日経平均も56円安でスタートした。寄り付き後には先物にまとまった買いが入ったことでプラスへと切り返したが、上値も重く、前場は前日終値を挟んだもみ合いとなった。ただ、後場に入ると先物主導の買いで上げ幅を広げ19700円台を回復。大引け前には19800円に迫る場面もあった。

大引けの日経平均は前日比139.88円高の19764.72円となった。東証1部の売買高は27億9159万株、売買代金は2兆9213億円だった。業種別では、非鉄金属、その他製品、金属製品が上昇率上位だった。一方、パルプ・紙、保険業、ゴム製品が下落率上位だった。

個別では、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>などが堅調。東芝<6502>が5%超、任天堂<7974>が6%超の上昇。ダイキン<6367>や住友鉱<5713>の上げも目立った。また、極東貿易<8093>、日成ビルド<1916>、参天製薬<4536>などが東証1部上昇率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンク<9984>、みずほ<8411>、三菱地所<8802>などが軟調。シャープ<6753>は4%を超える下げ。また、エスクリ<2196>、Mimaki<6638>、フージャース<3284>などが東証1部下落率上位となった。

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