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日経平均は9日続伸、円安進行を受け一時20500円台回復

相場概況
日経平均は9日続伸、昨年8月以来の連騰記録となった。26日の米国市場でNYダウが190ドル安となった流れを受けて、日経平均も56円安からスタートした。ただ、円相場が7年10ヶ月ぶりに1ドル=123円台まで円安に振れるなか、輸出関連などで業績拡大期待が高まったことから、後場に入りプラスに切り返すと、一時20513.22円(前日比75.74円高)まで上昇し、連日で年初来高値を更新した。その後、円安一服で再度マイナスに転じる場面もあったが、大引けにかけてプラス圏に浮上し本日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比35.10円高の20472.58円となった。東証1部の売買高は25億5180万株、売買代金は2兆7725億円だった。業種別では、非鉄金属、ゴム製品、繊維製品が上昇率上位だった。一方、海運業、その他金融業、鉱業が下落率上位だった。

個別では、みずほ<8411>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ファナック<6954>、マツダ<7261>などが堅調。東電力<9501>や村田製<6981>が3%高となったほか、富士重<7270>、双日<2768>は4%を超える上昇。また、東芝機<6104>、宮越HD<6620>、トーエネック<1946>などが東証1部上昇率上位となった。一方、三菱UFJ<8306>、ソフトバンク<9984>、伊藤忠<8001>、NTT<9432>、武田薬品<4502>などが軟調。ソニー<6758>、任天堂<7974>、エーザイ<4523>は2%超の下落。また、宝印刷<7921>、日コンベヤ<6375>、ボルテージ<3639>などが東証1部下落率上位となった。

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