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日経平均は5日ぶり大幅反発、決算に絡んだ商い活発に

相場概況
日経平均は5日ぶり大幅反発。29日の海外市場では、上海総合指数が4営業日ぶりに反発したほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で利上げの具体的な開始時期が示唆されなかったことが好感され、NYダウは121ドル高となった。こうした流れを受けて、日経平均は147円高からスタートすると、前場には一時20583.57円(前日比280.66円高)まで上昇した。ただ、後場に入ると上値の重い展開となり、20500円を割り込む場面も度々見られた。決算に絡んだ商いが活発だった。

大引けの日経平均は前日比219.92円高の20522.83円となった。東証1部の売買高は25億9842万株、売買代金は3兆1786億円だった。業種別では、鉄鋼、証券、ゴム製品が4%を超える上昇となった。一方、医薬品、電気機器、水産・農林業が下落率上位だった。

個別では、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、JT<2914>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>などが堅調。前日に決算発表した東電力<9501>、日立<6501>、任天堂<7974>、大和証G<8601>などが大幅に上昇。また、enish<3667>、澤藤電機<6901>、PALTAC<8283>などが東証1部上昇率上位となった。一方、キヤノン<7751>、ソニー<6758>、村田製<6981>、アステラス薬<4503>、シマノ<7309>などが軟調。パナソニック<6752>や三菱電<6503>は5%超の下落。また、ジンズメイト<7448>、コロプラ<3668>、フューチャー<4722>などが東証1部下落率上位となった。

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