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日経平均は4日ぶり大幅反落、戻り待ちの売り優勢に

相場概況
日経平均は4日ぶり大幅反落。寄り付き前に発表された7月の鉱工業生産指数速報値が2ヶ月ぶりの低下となったことが嫌気され、日経平均は直近のリバウンドに対する戻り待ちの売りが先行し、129円安からスタートした。前場は売りが一巡するとおおむね18900円台でのもみ合いが続いた。ただ、後場に入ると先物主導で一段安となり、一時18749.77円(前週末比386.55円安)まで下落する場面があった。その後、上海総合指数が下げ幅を縮小してきたことなども影響し、大引けにかけてやや上げ渋る展開となった。

大引けの日経平均は前週末比245.84円安の18890.48円となった。東証1部の売買高は24億7360万株、売買代金は2兆7460億円だった。業種別では、鉄鋼、機械、非鉄金属が下落率上位だった。一方、その他製品、パルプ・紙、金属製品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、アルプス<6770>、みずほ<8411>、東電力<9501>などが軟調。ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>が3%安となったほか、JDI<6740>は4%超の下落に。また、極東貿易<8093>、ディップ<2379>、竹内製作所<6432>などが東証1部下落率上位となった。一方、良品計画<7453>、NTTドコモ<9437>、コーセー<4922>、東芝<6502>などが堅調。任天堂<7974>は3%超の上昇に。また、銭高組<1811>、フュージョン<4845>、盟和産<7284>などが東証1部上昇率上位となった。

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