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日経平均は続伸、一時マイナスに転じるも持ち直し3ケタの上昇

相場概況
日経平均は続伸。25日は海外市場の多くがグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場だった。ただ、米10-12月期国内総生産(GDP)確報値が上方修正され、為替相場も円安方向に振れたことから、日経平均は126円高でスタートした。海外勢の資金フローは乏しかったものの、3月末の権利付き最終売買日で配当や株主優待の権利取りの動きが見られ、前場は17100円台で堅調に推移した。後場に入ると先物に断続的な売りが入り、一時17000円を割り込む場面があったものの、大引けにかけて始値水準まで値を戻した。

大引けの日経平均は前日比131.62円高の17134.37円となった。東証1部の売買高は18億4515万株、売買代金は1兆9283億円だった。業種別では、海運業、倉庫・運輸関連業、鉄鋼、医薬品、陸運業が上昇率上位だった。一方、下落したのは鉱業のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソニー<6758>など売買代金上位は全般堅調。KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>といった通信大手が2%超上昇したほか、一部証券会社が目標株価を引き上げた小野薬<4528>は3%超の上昇。高島屋<8233>やJフロント<3086>など百貨店株の上げも目立った。また、創薬共同研究開発契約を締結したと発表したPD<4587>が商いを伴って急伸し、ノーリツ鋼機<7744>、サイバリンクス<3683>などとともに東証1部上昇率上位となった。一方、売買代金上位ではソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>、横浜銀<8332>が軟調。また、イーブック<3658>、Jマテリアル<6055>、東芝プラ<1983>などが東証1部下落率上位となった。

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