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日経平均は小幅続伸、ソフトバンクグが重しとなり17000円を前に失速

相場概況
日経平均は小幅続伸。25日の米国市場では米景気に楽観的な見方が広がり、NYダウは145ドル高となった。米株高や原油価格上昇の流れを受けて、日経平均は170円高からスタートすると、朝方には一時16957.56円(同200.21円高)まで上昇した。ただ、為替相場が1ドル=109円台半ばまで円高に振れるとともに日経平均も上げ幅を縮めた。後場に入ると16800円台でこう着感の強い展開が続いたが、引けにかけて再び弱含み、マイナスに転じる場面もあった。

大引けの日経平均は前日比15.11円高の16772.46円となった。東証1部の売買高は17億6943万株、売買代金は1兆8343億円だった。業種別では、鉱業、医薬品、輸送用機器が上昇率上位だった。一方、海運業、証券、情報・通信業が下落率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、富士重<7270>、武田薬<4502>、ファナック<6954>などが堅調。ファーストリテ<9983>が2%超の上昇となり指数を下支えした。燃費不正問題で発生する顧客保証の費用の一部を前期決算に修正計上すると発表した三菱自<7211>は5%を超える上昇。東芝<6502>やPD<4587>も4%超高と上げが目立った。また、米投資ファンド大手による支援方針が伝わったタカタ<7312>は後場ストップ高まで急伸し、新日科学<2395>やトランザクショ<7818>などとともに東証1部上昇率上位となった。一方、中国・アリババの株価下落を受けてソフトバンクグ<9984>が3%超下げ、指数の重しとなった。村田製<6981>やKDDI<9433>が2%超下落したほか、三菱UFJ<8306>、小野薬<4528>、みずほ<8411>、三井住友<8316>もさえない。また、ワイエイシイ<6298>、SBI<8473>、日新電<6641>などが東証1部下落率上位となった。

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