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日経平均は大幅続伸、外部環境改善や好決算で400円超高

相場概況
日経平均は大幅続伸。30日の米国市場ではトランプ大統領の発言を受けて米中貿易摩擦への懸念が和らぎ、NYダウは3日ぶりに反発して431ドル高となった。為替市場では1ドル=113円台まで円安が進み、本日の日経平均はこうした流れを好感して112円高からスタートすると、寄り付き後も強含みで推移した。好決算となったソニー
<6758>やホンダ<7267>などが買われたほか、中国などのアジア株の堅調ぶりも支援材料となり、日経平均は上げ幅を400円超に広げこの日の高値で取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比463.17円高の21920.46円となった。東証1部の売買高は18億1191万株、売買代金は3兆4851億円だった。業種別では、電気機器、精密機器、サービス業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは鉄鋼、倉庫・運輸関連業、電気・ガス業の3業種のみだった。

個別では、ソニーやホンダに加え、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>
やファナック<6954>の上げが目立ち、その他売買代金上位も三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、東エレク<8035>など全般堅調。通期業績予想を大幅に上方修正したアドバンテスは<6857>は13%近い上昇となった。決算発表銘柄ではローム<6963>、日通<9062>、ファンケル<4921>なども急伸。また、スミダ<6817>
が東証1部上昇率トップとなり、豆蔵HD<3756>などがストップ高を付けた。一方、任天堂<7974>やファーストリテ<9983>は小幅安で引けた。任天堂は第2四半期決算が市場予想に届かず、大きく売られる場面があった。キヤノン<7751>も軟調。高炉休止の影響で業績予想を下方修正したJFE<5411>は9%近く下落した。また、今期業績見通しを赤字に下方修正した千代化建<6366>はストップ安水準で取引を終えた。


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