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日経平均は3日ぶり大幅反発、600円超高、買い戻しに半導体株高も

相場概況
日経平均は3日ぶり大幅反発。21日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、316ドル高となった。世界的な新型コロナウイルス変異種の感染拡大が懸念されたものの、米国内でのワクチン普及による先行き期待から押し目買いが入った。日経平均もここ2日で
1200円近く下落していただけに、本日は買い戻しが先行して372円高からスタート。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングの好決算を受けて値がさの半導体関連株が大きく買われたこともあり、日経平均は上げ幅を広げてこの日の高値圏で取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比679.62円高の29188.17円となった。東証1部の売買高は10億
8355万株、売買代金は2兆2746億円だった。業種別では、海運業、鉄鋼、電気機器が上昇率上位で、その他も全般堅調。石油・石炭製品と空運業の2業種のみ下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の83%、対して値下がり銘柄は13%となった。

個別では、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>といった半導体関連株が大きく上昇。楽天グループ<4755>はスマートフォン「iPhone」の取り扱いを始めると報じられて急伸し、本日決算発表を予定していた日本電産<6594>は先回りの買いが入ったようだ。その他、売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>などが堅調。郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株は一部証券会社の目標株価引き上げを受けて上げが目立った。また、業績・配当予想を引き上げたレッグス<4286>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂
<7974>や三菱UFJ<8306>は小安い。コロプラ<3668>は任天堂が同社に対する損害賠償請求額を引き上げたと発表しており、東証1部下落率上位に顔を出した。


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