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日経平均は3日続伸、28000円近辺で伸び悩む、米株高好感も中国株安が重し

相場概況
日経平均は3日続伸。26日の米国市場でNYダウは5日続伸し、82ドル高となった。企業決算への期待が支えとなり、主要株価指数は揃って過去最高値を更新。本日の日経平均も78円高からスタートすると、前場中ごろを過ぎて28036.23円(前日比202.94円高)まで上昇する場面があった。ただ、新型コロナウイルス感染状況や国内外企業の決算を見極めたいとの思惑が強かったほか、中国・上海株や香港株が引き続き軟調となったこともあり、前日同様に28000円近辺では上値が重く伸び悩んだ。

大引けの日経平均は前日比136.93円高の27970.22円となった。東証1部の売買高は9億3897万株、売買代金は1兆9971億円だった。業種別では、空運業、非鉄金属、鉄鋼が上昇率上位で、その他も全般堅調。海運業、医薬品、精密機器の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の72%、対して値下がり銘柄は24%となった。

個別では、レーザーテック<6920>が2%超上昇し、トヨタ自<7203>や任天堂<7974>は小じっかり。日本電産<6594>は売りに押される場面もあったが、結局反発して終えた。
住友鉱<5713>はニッケル相場の戻りが報じられて4%超の上昇。決算発表銘柄ではコーエーテクモ<3635>などが買われ、ピーシーエー<9629>は買い気配のままストップ高比例配分。業績上方修正の共立印刷<7838>は東証1部上昇率トップとなった。一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>は小安く、連日で年初来安値を更新。楽天グループ<4755>は米格付け会社が発行体格付けを投機的水準に引き下げ、7%超下落した。日東電<6988>やスタンレー電<6923>、富士通ゼ<6755>は順調な決算ながら材料出尽くし感から軟調。また、インソース<6200>などが東証1部下落率上位に顔を出した。


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