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後場の日経平均は124円高でスタート、任天堂やレーザーテックが上昇

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22562.82;+124.17TOPIX;1558.54;+1.31

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比124.17円高の22562.82円と前引けより上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物はもみ合い。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=107円30銭台と横ばいで推移。前場の日経平均は好調な米国市場や寄り付き前に発表された機械受注が市場予想を上回ったことから投資心理が改善し小幅上昇してスタートした。寄り付き後に上げ幅を拡大する場面があったが上値は重く前日終値を挟んだ値動きで推移していた。時価総額上位のソフトバンクG<9984>が指数を押し上げているが、米中関係の対立激化で空運業や海運業が安く、6月の都心空室率の悪化を受けて不動産株が安い。後場の日経平均は前引けより上げ幅を拡大してスタートし、寄り付き後は高値圏のもみ合いとなっている。半導体関連や輸出関連銘柄を中心に買いが入り上げ幅を拡大している。

 セクター別では、情報・通信業、証券・商品先物取引業、小売業、非鉄金属などが上昇率上位となっている、一方、不動産業、空運業、陸運業、鉄鋼などが下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>、東京エレクトロン<8035>が上昇している。
他方、神戸物産<3038>、キヤノン<7751>、ウエルシアHD<3141>、武田薬<4502>が、中外製薬<4519>が下落している。


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