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後場の日経平均は487円安でスタート、ソフトバンクGや任天堂が安い

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28508.83;-487.09TOPIX;1929.68;-41.80

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比487.09円安の28508.83円と前場終値から下げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は下落が目立つ。為替は1ドル=108円50銭台と朝方から円高で推移。午前の日経平均は、米中対立・米ロ対立などの地政学リスクの上昇懸念や米国市場が下落した流れを引き継ぎ続落となった。後場の日経平均は前場終値より下げ幅を縮小してスタート後は、一段と下げ幅を縮小している。午前のTOPIXの下落率が2.21%のマイナスとなり、後場の日銀ETF買いへの期待感が高いことが相場の下支え要因とされているようだ。また、経産省が先端半導体技術の開発企業として東京エレクトロン<8035>などを選出したとロイターが報じている。指数に寄与度の高い東京エレクトロンが2580円高と上昇し、日経平均に92円のプラスの寄与度となっていることも相場に寄与しているよう。そのほか、トヨタ<7203>などが会見予定と報じられたことで輸送用機器の一角が上昇しているようだ。

 セクター別では、空運業、海運業、鉱業、鉄鋼などが下落率上位となっており、全てのセクターが下落となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテイリング<9983>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、三井住友<8316>が安い、東京エレクトロン、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>が高い。


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