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後場の日経平均は465円安でスタート、日本郵船や任天堂が下落

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27786.91;-465.51TOPIX;1953.85;-37.81


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比465.51円安の27786.91円と、前引け(27893.92円)から下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は27750円〜27890円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=121.50-60円と朝方からと40銭ほど円高・ドル安水準での動き。アジア市況は総じて堅調で、上海総合指数と香港ハンセン指数はともに1%を超える上昇率で推移。後場の日経平均は引けにかけて軟調となった前場の流れを引き継いで、更に下げ幅を広げて始まった。配当落ち日とあって高配当銘柄に売りが広がっているほか、米長期金利の低下などを背景に円安・ドル高の一服感が鮮明になってきていることで、輸出関連企業でも軟調なものが多く見られる。また、月末にかけての需給改善期待が萎んできていることも投資家心理の悪化に繋がっているようだ。

 セクター別ではセクターでは海運業、鉄鋼、石油・石炭製品などを筆頭にほぼ全面安商状で、空運業のみが上昇となっている。東証1部の売買代金上位では日本郵船<9101>や商船三井<9104>、任天堂<7974>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、日本郵政<6178>、KDDI<9433>などが大きく下落。トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、三菱商事<8058>、INPEX<1605>なども安い。一方、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、JAL<9201>、三井ハイテック<6966>、キーエンス<6861>などが堅調。



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