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後場の日経平均は224円安でスタート、7&iHDや丸紅などが下落

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33009.87;-224.27TOPIX;2276.29;-19.96


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比224.27円安の33009.87円と、前引け(33058.99円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32980円-33070円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=144.70-80円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は安くなる場面があったがその後は底堅い動きで0.5%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は前日終値を挟んだ動きで0.1%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。米国で今晩、5月の米個人消費支出(PCE)デフレーターが発表され、これを見極めたいとして積極的な買いは手控えられているもよう。また、外為市場で午前の時間帯に一時1ドル=145.00銭台まで円安・ドル高が進んだが、当局による為替介入への警戒感もあり、株価支援要因とはなりにくいとの見方がある。一方、午前の時間帯に発表された6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月比0.2ポイント上昇の49.0と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(49.1)を下回ったが、上海総合指数や香港ハンセン指数が底堅く推移しており、東京市場の安心感となっているようだ。

 セクターでは、卸売業、陸運業、医薬品が下落率上位となっている一方、海運業、鉄鋼、繊維製品が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、7&iHD<3382>、レーザーテック<6920>、丸紅<8002>、メルカリ<4385>、NTT<9432>、三井物<8031>、任天堂<7974>、伊藤忠<8001>、資生堂<4911>が下落。一方、高島屋<8233>、そーせい<4565>、郵船<9101>、JT<2914>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、HOYA<7741>、ファーストリテ<9983>、日本製鉄<5401>、ANYCOLOR<5032>が上昇している。


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