政策期待と業績上振れ期待が物色材料に
[14/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
29日の東京市場は、堅調な展開が見込まれる。26日の米国市場は、4-6月期GDP改定値が上方修正されたことが好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の16365円となり、日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好での反発が意識される。また、円相場は1ドル109円40銭辺りと円安傾向にあることも、買い安心感につながりそうである。
第2次安倍改造内閣の発足後、初めての国会論戦となる臨時国会が、本日29日に召集される。「地方創生」や「女性の活躍推進」など野党からも異論の出にくいテーマで「安全運転」の国会を目指す。そのほか、カジノを中心とした「統合型リゾート(IR)推進法案」(カジノ法案)が成立する公算が大きいとみられている。また、安倍首相や塩崎厚労相による発言が相次いでいるGPIF改革への思惑も高まるだろう。
そのほか、先週はファナック<6954>が2015年3月期連結業績予想を上方修正し、売上高、各利益ともに過去最高になると発表。足元では円相場が1ドル109円台と円安基調が続くなかで、今後本格化する決算発表での上方修正への期待も高まるほか、時期的にも上方修正が出やすいタイミングと考えられる。相場全体としては週末の米雇用統計を控え、方向感が掴みづらくなる可能性がありそうだが、個別では政策期待や業績上振れ期待などが物色意欲を強めさせることになる。
<FA>
第2次安倍改造内閣の発足後、初めての国会論戦となる臨時国会が、本日29日に召集される。「地方創生」や「女性の活躍推進」など野党からも異論の出にくいテーマで「安全運転」の国会を目指す。そのほか、カジノを中心とした「統合型リゾート(IR)推進法案」(カジノ法案)が成立する公算が大きいとみられている。また、安倍首相や塩崎厚労相による発言が相次いでいるGPIF改革への思惑も高まるだろう。
そのほか、先週はファナック<6954>が2015年3月期連結業績予想を上方修正し、売上高、各利益ともに過去最高になると発表。足元では円相場が1ドル109円台と円安基調が続くなかで、今後本格化する決算発表での上方修正への期待も高まるほか、時期的にも上方修正が出やすいタイミングと考えられる。相場全体としては週末の米雇用統計を控え、方向感が掴みづらくなる可能性がありそうだが、個別では政策期待や業績上振れ期待などが物色意欲を強めさせることになる。
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