個人主体による材料株にシフトしやすい
[16/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
26日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場では原油相場の下落を受けて売り優勢の展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の16580円と小じっかりの展開。円相場は1ドル101円を挟んでの推移をみせている。
米大統領選で民主・共和党候補の第1回討論会が行われる。クリントン氏の体調懸念が依然としてくすぶっている。一方で、共和党のクルーズ氏はトランプ氏を支持することを明らかにしている。円高圧力が警戒されやすく、輸出関連は手掛けづらそうである。また、ハイテク株については、米アップルの下落が嫌気されそうだ。「iPhone7」の販売が海外では前機種を下回るとの観測報道が嫌気されている。
そのため、物色の流れとしては個人主体による材料株にシフトしやすい。臨時国会が召集されるなか、政策期待が高まる可能性がある。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案・関連法案の成立を最優先となろうが、市場の期待は依然程高くないであろう。一方で、先週末は「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)の関連銘柄が人気化している。
また、ノーベル賞の自然科学3賞の受賞者が10月3日から順次、発表される。先週末にはシンバイオ製薬<4582>が関連銘柄としてストップ高をつけていたが、バイオ関連には思惑的な資金が向かいやすいだろう。その他、24日からソニーの「PS VR」の予約が再開された。ゲームショウ2016においてVRゲームは話題性から関心が高まっていたこともあり、VR関連への物色が再燃することになりそうだ。
<AK>
米大統領選で民主・共和党候補の第1回討論会が行われる。クリントン氏の体調懸念が依然としてくすぶっている。一方で、共和党のクルーズ氏はトランプ氏を支持することを明らかにしている。円高圧力が警戒されやすく、輸出関連は手掛けづらそうである。また、ハイテク株については、米アップルの下落が嫌気されそうだ。「iPhone7」の販売が海外では前機種を下回るとの観測報道が嫌気されている。
そのため、物色の流れとしては個人主体による材料株にシフトしやすい。臨時国会が召集されるなか、政策期待が高まる可能性がある。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案・関連法案の成立を最優先となろうが、市場の期待は依然程高くないであろう。一方で、先週末は「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)の関連銘柄が人気化している。
また、ノーベル賞の自然科学3賞の受賞者が10月3日から順次、発表される。先週末にはシンバイオ製薬<4582>が関連銘柄としてストップ高をつけていたが、バイオ関連には思惑的な資金が向かいやすいだろう。その他、24日からソニーの「PS VR」の予約が再開された。ゲームショウ2016においてVRゲームは話題性から関心が高まっていたこともあり、VR関連への物色が再燃することになりそうだ。
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