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AIバブル懸念も半導体やAI関連株の下げ止まりを見極め

オープニングコメント
*08:43JST AIバブル懸念も半導体やAI関連株の下げ止まりを見極め
 24日の日本株市場は、売り先行で始まった後は半導体やAI関連株の下げ止まりを見極めながらの押し目待ち狙いに向かわせそうだ。23日の米国市場はNYダウが45ドル安、ナスダックは579ポイント安だった。韓国SKハイニックスの人工知能(AI)用メモリーチップの生産の伸びが鈍化したとの報道を受け、世界的に半導体やAI関連株への売りが強まった流れが波及した。シカゴ日経225先物は大阪比605円安の69165円。円相場は1ドル=161円50銭台で推移。

 日経225先物(9月限)のナイトセッションは68400円まで売られ、その後は69200円〜69600円辺りでの推移が目立ち、日中比480円安の69290円で終えた。米国市場の下げの影響からキオクシアHD<285A>やソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株には引き続き持ち高調整の動きが先行することになりそうで、売り一巡後の底堅さを見極めることになろう。前日のキオクシアHDは15%を超える下落となったが、これまでの強い上昇によって調整の範囲内であり、25日線辺りまで下げてくるようだと、押し目狙いのタイミングになる可能性がありそうだ。

 ローテーションの動きが強まってくるようだと、景気敏感株などTOPIX型にシフトしてくる展開も意識しておく必要はある。ただ、6月下旬は配当再投資に伴う需給要因によって、時価総額比率の観点からはハイテク株への資金流入に向かわせることも考えられる。AIバブル懸念なども再燃してきたとの見方もされるが、出遅れ感のある半導体やAI関連株へのローテーションはありそうだ。

 日経平均株価は前日の大幅下落でボリンジャーバンドの+1σ水準まで一気に下げてきた。いったんはリバウンドが入りやすい水準ではあるが、値がさハイテク株の動向をにらみつつ、下へのバイアスが強まる局面においては25日線辺りが射程に入ってきそうである。そのほか、KDDI<9433>は23日、ISP事業者向けに提供しているメールシステムが不正アクセスを受けたと発表。これにより、提供先のISP事業者が手掛けるメールサービスの情報が最大1422万件漏えいした可能性があると伝えられている。サイバーセキュリティ関連への物色も意識されよう。


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