【中国から探る日本株】中国市場で日産と韓国現代がシェア争奪戦、日産は新モデル+EVで攻勢
[14/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国の乗用車市場で、日産自動車<7201>と韓国現代自動車のシェア争奪戦が白熱化している。現在のメーカー別販売台数では、現代の中国合弁・北京現代が4位、日産の合弁・東風日産が5位となっているが、北京現代は3位への浮上を目指している。一方の東風日産は、北京現代を追い抜き、上位への食い込みを狙う。
韓国メディアが報じた。今年上期の販売台数は、北京現代が前年同期比8.2%増の55万2900台、東風日産が同20.6%増の47万6800台となり、その差は7万台強まで縮小している。日産側は新モデル車と電気自動車(EV)の投入を加速させることで、この差をさらに縮めていきたい考えだ。
その一歩として、日産は今月16日に中国向けブランド「ヴェヌーシア(中国名:啓辰)」の小型車モデルをラインオフした。若者をターゲットに低価格車市場の開拓を加速する方針だ。また、9月にはヴェヌーシアのEVモデルを発売する計画。同モデルは日産の「リーフ」をベースに開発された。
中国政府は今月21日、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車といった新エネルギー車の普及を促すための指針を発表した。また、今年9月1日から2017年末まで、新エネ車の購置税(自動車取得税)免除を決めており、こうした政策がEVで先行する日産の追い風になるとみられている。
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韓国メディアが報じた。今年上期の販売台数は、北京現代が前年同期比8.2%増の55万2900台、東風日産が同20.6%増の47万6800台となり、その差は7万台強まで縮小している。日産側は新モデル車と電気自動車(EV)の投入を加速させることで、この差をさらに縮めていきたい考えだ。
その一歩として、日産は今月16日に中国向けブランド「ヴェヌーシア(中国名:啓辰)」の小型車モデルをラインオフした。若者をターゲットに低価格車市場の開拓を加速する方針だ。また、9月にはヴェヌーシアのEVモデルを発売する計画。同モデルは日産の「リーフ」をベースに開発された。
中国政府は今月21日、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車といった新エネルギー車の普及を促すための指針を発表した。また、今年9月1日から2017年末まで、新エネ車の購置税(自動車取得税)免除を決めており、こうした政策がEVで先行する日産の追い風になるとみられている。
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