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NYの視点:ECB、QE導入へ、規模はサプライズとなる可能性も

注目トピックス 経済総合

欧州中央銀行(ECB)は各月500億ユーロの量的緩和(QE)を提案する可能性があるという。関係筋の話で明らかになった。提案ではQEの開始が3月で、少なくとも1年継続する。1年間で6000億ユーロの規模は市場で予想されていた規模のレンジの下限となる。

ドラギ総裁、コンスタンシオ副総裁、クーレ理事、メルシュ理事、プラート専務理事、ローテンシュラーガー理事で構成される理事会は20日フランクフルトでこの提案を協議。22日の定例理事会総会で24人のメンバーを加えて検討されることになる。理事のうち3人はタカ派として知られている。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事やメルシュECB理事、ローテンシュラーガー理事はたびたび、QEに反対を示しておりタカ派として知られていた。しかし、提案で意見が一致したことは、ECBの団結が示唆される。

定例理事会ではバイトマン独連銀総裁を始め、ノボトニー・オーストリア中銀総裁などの反対が予想される。しかし、米ウォールストリートジャーナル紙によると、理事会の提案は市場が予想している以上に積極的な行動を示唆していると指摘。最終的な規模は変更される可能性があるが、理事らの提案である各月500億ユーロが最小となる可能性が強いと見られている。平均的な予想は総額5000億ユーロだが、最大で1兆ユーロ、一部では無制限のQEの可能性も期待されている。規模のほかに注目されるのは、リスクをどのように共有するか、購入する債券の割合など。ギリシャの債務は格付けが低いため、除外される可能性が高い。

外為市場では、規模が5000億ユーロを下回った場合に、市場は失望しユーロが反発すると予想されている。また、5000億ユーロから6000億ユーロの間となった場合は、ほぼ市場の予想に一致するため、ユーロの水準は現状にとどまると見られている。6000億ユーロを上回った場合はユーロ売りが加速すると予想されている。

●ECBのQE規模とユーロの反応の予想

・5000億ユーロ以下:市場は失望しユーロが反発
・5000億ユーロから6000億ユーロ:ほぼ市場の予想に一致し、現状水準で上値の重い展開
・6000億ユーロ以上:ユーロ売りが加速



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