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中国:肥満とガン発症に高い相関性、女性は男性の3倍

注目トピックス 経済総合
肥満の女性は45歳を境にして発ガン率が急速に高まる??という調査結果がこのほど、各種の研究機関の調査で明らかになった。女性の肥満とガンの発症には約10年のタイムラグがあると指摘。ガンにならないためには若い頃(35歳以前)の生活習慣が大切と呼びかけている。東方網が5日付けで伝えた。
上海の疾病康予防センターの調べによると、上海の成人女性のうち体重が基準値(身長とのバランス)を超えている人の割合は26%、肥満率(胴回りを基準)は9%に達した。また肥満が原因で、大腸ガンやすい臓ガン、腎臓ガンになる割合は男性の3倍に上った。
男女の肥満を年齢別でみると、45歳以下では男性の肥満の割合が女性よりも大きいのに対し、45歳を超えると女性の割合が半数を超える。またガンの発症年齢をこの10年間でみると、45歳以下で減少傾向が見られたのに対し、45歳を超えると急上昇。さらに60〜74歳でガンになる人の割合は、45〜59歳でガンになる人より10ポイント比率が高まった。また女性のガンは閉経後の乳ガンが目立っている。
統計によると、肥満とガンの発症の間には高い相関性があり、また発症までの時間差は約10年と見られている。このため専門家は、「若い女性にとっては、食事のバランスと適度な運動に心がけて、肥満にならないことがガン予防のために最も大切だ」と解説した。

【亜州IR】



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