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NYの視点:【4/26IMM】円買い持ち減少、来週の注目:米4月雇用統計、ISM、中国製造業PMIなど

注目トピックス 経済総合

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで4月26日付けのネットの円の買い持ち高は、少なくとも1992年来で最大規模から減少した。

米国経済が低成長にとどまるとの見方が強まり、ドルの圧力となっている。来週は雇用統計や製造業指数で米国経済の状況を探る。また、中国の製造業指数が予想を下回った場合は世界経済への減速懸念が再燃することになる。全米の製造業活動を示す米供給管理協会(ISM)が発表する4月のISM製造業景況指数や、サービス業況を示す4月ISM非製造業景況指数は活動の拡大を示す50を引き続き上回ると見られている。また、労働省が発表する4月雇用統計も非農業部門雇用者数が前月比20.3万人増と、3月の同21.5万人増から伸びが鈍化するものの、引き続き20万人を上回る見込み。失業率も、8年ぶりの低水準近辺で推移している。平均時給も前年比2.4%の上昇と、3月の同2.3%から上昇すると見られており、4月の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で指摘されたとおり、労働市場が順調に改善していることを示すと見られる。

FOMC声明の中で、「インフレ、世界経済、金融の展開を綿密に監視する」との文言を繰り返したものの、前回3月声明の中で警告した「世界経済、金融の展開が引き続きリスクを生む」との文言を削除。FOMCメンバーは世界市場混乱による米国経済への影響が限定的、また、米国経済は逆風に回復力があると判断した。同時に、「経済に減速の兆しが見える」と、景気判断は下方修正するなど、依然として慎重な姿勢も見られた。

一方、正確性に定評があり市場で注目されるアトランタ連銀の4-6月期の国内総生産(GDP)見通しは1.8%成長。1-3月期が0.5%成長と、マイナスとなった2014年1-3月期以降、2年ぶりの低成長にとどまった。2016年のGDPでFRBが予測している2.2%成長の達成には、今後各四半期で平均2.7%成長が必要となる。しかし、今のところは下回りそうだ。今後の経済の成長ペースが米連邦準備制度理事会(FRB)が予測している2%を下回った場合、インフレが持続的に上昇することは困難となる。成長が加速しない限り、インフレの圧力も限定的となり中央銀行が利上げを継続する必要はなくなる。2016年の追加利上げはないとの見方も強まりつつある。

また、日本では、2月に導入したマイナス金利政策による打撃を緩和させるため、政策金利の追加利下げと追随する形で、金融機関への貸し出しにマイナス金利を導入するとの期待が強まる中、日本銀行は追加緩和を見送った。円高や円の期待インフレ率を示すインフレのブレークイーブンインフレ率の低下、企業景況感の低下が進行する中、5月26、27日に開催が予定されている主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)を控え、日本銀行は介入、追加緩和を躊躇している。黒田総裁はマイナス金利政策が「時間がかかるが、かならずや実体経済に反映する」との見方で、当面様子見する方針を示した。かつての債券王ジャナスキャピタルのビル・グロス氏は、安倍首相が提唱した3本の矢のうち、「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」を一段と進める必要があると指摘。米ダラス連銀のカプラン総裁もインタビューで、「日本銀行の行動が構造的問題を解決しない」とコメントするなど、市場では金融政策の限界にも言及されている。また、米財務省は議会に提出する半年に一度の為替報告書の中で、日本、中国、ドイツ、韓国、台湾の5か国を為替監視対象としたことが明らかになった。為替介入は一層困難とみられ、円は上昇を継続する可能性もある。

●米国
2日:4月ISM製造業景況指数:予想51.5(3月51.8)、ウィリアム米サンフランシスコ連銀総裁が「システミックリスク」に関して講演
3日:メスター米グリーブランド連銀総裁が「非伝統的金融政策が市場の流動性に与える影響」に関するパネルディスカッションの議長、ロックハート米アトランタ連銀総裁が経済見通しや金融政策に関して講演
4日:4月ISM非製造業:予想54.7(3月54.5)
5日:ブラード米セントルイス連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁、ロックハート米アトランタ連銀総裁、ウィリアム米サンフランシスコ連銀総裁がパネルディスカッション
6日:4月雇用統計:非農業部門雇用者数:予想前月比20.3万人(3月21.5万人)、失業率:予想5.0%(3月5.0%)、平均時給:予想前年比2.4%(3月2.3%)

●欧州
ECB、経済月報を公表

●中国
1日:4月製造業PMI:予想50.3(3月50.2)、非製造業PMI:(3月53.8)
3日:4月CaixinPMI製造業:予想49.8(3月49.7)、CaixinPMIサービス:(3月52.2)、CaixinPMIコンポジット:(3月51.3)

●地政学的リスク
ウクライナ紛争
ガザ紛争
イラク、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」
シリア
イエメン

【IMM】

ネット・円買い持ち:+66,498(4/26)←円買い持ち:+71,870(4/19)(直近ネット円買い持ち最高水準:08年3/25+65,920、04年2/6+64499)(過去最高ネット円売り持ち高:07年6/26-188,077)

*ユーロ
ネット・ユーロ売り持ち:-39,667(4/26)←ユーロ売り持ち:-46,917(4/19)(07年5/15:+119,538過去最高買い持ち高、10年2/9-57,152過去最高の売り持ち高)

*ポンド
ネット・ポンド売り持ち:-48,669(4/26)←ポンド売り持ち:-55,152(4/19)(07年7/22:直近ネット買い持ち高最高水準+98,366)

*スイスフラン
ネット・スイスフラン買い持ち:+ 9,265(4/26)←スイスフラン買い持ち:+9,410(4/19(4/12)(過去最高スイスフランネット売り持ち高:07年6/19:-79,331)

*加ドル
ネット・加ドル買い持ち:+11,999(4/26)←加ドル売り持ち:+7,308(4/19)(直近ネット買い持ち高最高水準:07年10/12+83001)

*豪ドル
ネット・豪ドル買い持ち: +59540(4/26)←豪ドル売り持ち:+44106(4/19)



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