原油市場に対する高値警戒が必要、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
[16/05/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
2月頃から上昇してきたNY原油。今月半ばには年初来高値を更新しましたが、ここにきて上昇が頭打ちになってきている印象を抱いている方も多いのではないでしょうか。
松永さんは、
『先月までの原油市場であれば、「供給過剰」が問題視されておりましたが、今月になって「供給不足」が意識されるようになり、原油市場の雰囲気も一変しました。』とおっしゃっています。
以前の「気になるレポート」でも書いたように、リビアやナイジェリアで戦闘が激化したことや、カナダの大規模火災によって供給が減ったことが原油価格上昇の背景にありましたね。
足元ではNY原油においてファンドの買い越し枚数が昨年の最高買い越し枚数を上回ったことで、『ファンドの大量買いで相場が重くなっているようにも感じられます。ファンドの「上がれば上がるだけ買い進む」という特性から、「ファンドの買い越し枚数のピーク=天井」となる可能性も高いだけに、原油市場に対する高値警戒を高める必要もありそうです。』とおっしゃっていました。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の5月24日付の「前場市況1&原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子
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