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7/27のNY原油急落の背景と今後の見通し、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合

こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

7/27に発表されたアメリカエネルギー情報局(EIA)週間石油統計で、先週末の米国の原油在庫は160〜260万バレルの減少予想だったのが、前週比167万バレルの増加と、予想に反して積み増しとなりました。その結果を受けて7/27のNY原油の電子取引は、43.2ドル付近から41.7ドル付近まで下落しましたね。
松永さんは『原油在庫が予想外の増加に転じたことや、米原油生産が3週間連続で増加したことに圧迫されて昨夜のNY原油が急落しました』とおっしゃっています。

原油価格について松永さんによると、
『6月9日にNY原油が51.67ドル、東京原油が3万3460円まで上昇して共に年初来高値を記録しましたが、その後は、共に下落基調を続けております。米国でシェールオイル開発が再び活発化し、米オイルリグ数が6月3日から増加傾向を続けている環境下では、しばらくNY原油の下値探しが続きそうです』とのこと。
『今後のNY原油市場のテーマは、「どこまで下落すれば、シェールオイル開発が停止し、米オイルリグ数が再び減少傾向に転じるのか?」となるのかもしれません』とおっしゃっています。
今後も原油価格と、その背景にあるシェールオイル開発、オイルリグ(掘削設備)数に注目してまいりましょう。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の7/28付の「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子




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