OPECの減産合意で原油、資源価格ともに上昇基調に!? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
[16/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
9/28夜のNY原油、価格が大きく上昇しましたね。その背景にはOPECの減産合意があります。あまり期待されていなかった中、2008年以来となる合意を受けて、市場はポジティブに動きました。
松永さんによると、
『26日から開催されていたOPEC諸国とロシアによる増産凍結に向けた産油国会合では、増産凍結合意に至りませんでした。しかし、OPECによる減産が暫定合意に至りました』とのことです。
今回、OPECの減産の合意は暫定合意で正式合意ではありませんが、
『正式なOPEC生産枠と各国の目標生産量などは11月に開催されるOPEC定例総会で話し合われて減産が正式合意に至る見通しとなりました』とのこと。
『OPECの現在の石油生産量は日量3324万バレル付近ですから、OPEC生産枠を日量3250〜3300万バレルにすれば、日量24〜74万バレル程度の減産となる計算です』とおっしゃっていました。
今後の動きについては、
『11月のOPEC定例会合で減産の正式合意が行われるとの見方が有望視されるようになってきました。11月のOPEC定例総会に向けて原油市場の堅調地合いが続きそうです。そして、原油価格の上昇により、しばらく資源価格の上昇も続くと考えるべきかもしれません』とのことですので、しっかりウォッチしてまいりましょう!
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の9月29日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子
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