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原油市場に対して強気な見方も一考か、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合

こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

NY原油が10月24日夜の電子取引で一時50ドル割れし、49.6ドル付近まで急落しましたね。しかしすぐ値を戻しました。

松永さんによると『昨夜のNY原油の電子取引は、50ドルの大台割れでは買い人気が高まった模様』とのことですが、急落の原因については『昨夜のNY原油は、英北海沖のバザード油田の生産再開を控えて一時2%ほどの急落となりました。英北海沖のバザード油田は、1ヶ月にわたるメンテナンスを終え、25日か26日に生産を再開する見込みとなっております』と解説されています。

ウィーンでは今週末に産油国会合が開催される予定となっています。この会合を控えてOPEC加盟国やロシアの要人発言が増えていますが、『ロシアのノバク・エネルギー相は24日、「短期的な措置なら、産油量を制限することで市場をより安定化させられる可能性がある」と述べ、減産に前向きな発言を行いました』とのこと。

また、『OPECのバルキンド事務局長は24日、「ロシアとOPECはともに安定的で予測可能な市場にコミットしている」と述べております』とのことです。

『一方、イランのザマニニア石油次官は24日、「増産凍結に参加するよう他のOPEC加盟国に呼び掛ける用意がある」と述べております』とのことで、『ウィーンで今週末に開催される産油国会合を前にしてOPEC諸国の減産への意思の統一を図る動きも活発化してきた模様』だと松永さんは見ておられます。

そして『こうした動きを背景に、原油市場に対して強気な見方も一考かもしれません』とおっしゃっていました。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の10月25日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子




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