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OPECもロシアもボールを持っていない〜eワラントジャーナル(馬渕磨理子)

注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

原油価格について、eワラントジャーナルで興味深いコラムを見つけましたので、ご紹介します。

25日にウィーンでOPEC総会が開催されました。それを前に、サウジアラビアとロシアの担当相が来年3月までの減産について合意したことが報道され、総会での減産再合意、原油価格の上昇を期待した買いが優勢の展開となりました。しかし、25日の総会でも同様に、OPEC加盟国やとロシアなど主要産油国は、66月末で期限が切れる協調減産について、来年33月まで99カ月間延長することを決めました。しかし、現在は減産規模の据え置きに失望した売りが先行し、11バレル=50ドル割れの展開となっています。それには、米国のシェールオイル増産や天然ガスの日量増加が進む中でOPECの市場影響力の限界が露呈した形となっています。

同コラムによると、『CFTC(米国商品先物取引委員会)が発表した5月26日の投機筋のネットポジションは前週とほぼ変わらない33万枚弱の買い超となっている』ようです。この投機筋のポジションについては、【35万枚の買い超レベル】がポイントになってくるようです。『これまでこの水準(35万枚)を超えて買い超が膨らむと、その後は、その手仕舞売りが原油価格の下落要因として浮上してきた歴史』がと解説しています。

また、同コラムでは、今回の総会が減産合意の無風通過となっても、『その後、投機筋の買い超枚数が再度増加傾向を示し、先物価格も上昇するというシナリオには大いに疑問を持つ。』としており、また、『懸念されるのは、OPECでもロシアでもなく、やはり米国の動向である。具体的には、シェールオイルだけでなく、天然ガスの生産量にもここにきて増加の傾向が見られる』と予想していました。OPEC通過後の値動きがは、まさに、その通りになっています。

またさらに、米エネルギー情報局(EIA)が公表した2月の天然ガス生産量を公表でにおいては、『その日量の増加量が14億立方フィートと事前予想の3倍にも相当』する大きなもの増加となった』となっておりことは、米国の一部では話題では大きな報道となっていたようです。 同コラムでは、こうした天然ガスの日量増加はシェールオイルの稼働掘削機数であるリグカウントが増加したことによる副産物的なものであるとし、米国のパーミアンやバッケン、イーグルフォードといった地域でもリグカウントの増加が見られていることを挙げ、 『そう考えると、現在、原油価格の決定権(ボール)はOPECにもロシアにもないような気がしてならない。』と同コラムでは締めくくっています。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の5月22日付のコラム「OPECもロシアもボールを持っていない」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子




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