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米雇用統計、FOMC、英中銀政策委員会など重要イベント目白押し!次期FRB議長は? 住信SBIネット銀行(三井智映子)

注目トピックス 経済総合
こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。

先週は日経平均が史上最長の16連騰となりましたね。次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長の行方が注目されていましたが、結局先週中には発表されなかったため、今週も注目しておく必要がありそうです。また、注目されたECB理事会については、『2018年に実施する資産買い入れ規模の縮小について注目が集まっていたため、何らかの手掛かりを示されるのではとの期待を背景に、ドイツ10年債利回りや、英国、米国の長期国債利回りにも影響があった』とレポートでは伝えています。

では今週の注目ポイントはどこなのでしょうか?今週は重要なイベントが目白押しです!10月31日は日銀政策決定会合、11月1日は米FOMC、2日には英中銀政策委員会と、日本、アメリカ、イギリスでイベントが連日開催されますね。

「ウィークリーレポート」では特に英中銀政策委員会に注目し、『英中銀政策委員会では、市場予想が25bpの利上げとなっています。しかし、9名の委員のうち、利上げ賛成が過半数ぎりぎりで決定した場合や、声明文に今後の追加利上げの必要性が示唆されない場合には、ポンドが下落する可能性があるため注意が必要です』と伝えています。各国中銀の金融政策に注意したいところですね。

またFOMCに関しては、『イエレンFRB総裁の発言が10月の経済指標の結果を踏まえ、どのように変化するのか、また、利上げペースについての言及があるのかには注目です』と分析しています。

そして今週は米雇用統計も外せません。レポートでは、『ハリケーンの影響で先月の非農業部門雇用者数は2010年以降初の減少となりましたが、今週3日発表の米雇用統計の市場予想は、前月比31万人増と大幅に増えています』と伝えており、『労働省の家計調査によると、 悪天候のため就業不能に陥った非農業部門労働者数は 147.4万人と過去の9月平均(8万人)と比較して18倍以上も多いことから、今回の非農業部門労働者数が大幅回復すると見込まれているようです。平均時給とともに市場予想を上回った場合は、利上げ期待からドル買いが加速する可能性があります』と考察しています。

今週は月末月初ということもあり、上記のイベントに加え、1日に米製造業PMI、2日には欧州製造業PMIなど多くの経済指標の発表が予定されています。いつもより多いですが、しっかりチェックしてまいりましょう!

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子





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