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原油価格は強気にも弱気にも見られにくい状況か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。
今日は原油市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのブログ「松永総研」では先週末のNY市場での原油市場について、『サウジアラビア・エネルギー省の当局者は27日、「サウジアラビアとロシアのエネルギー担当相の接触はない。」と述べ、原油供給の均等に向けたロシアとの協議が行われていないことを伝えております』との現状を述べており、『それにより、OPECプラスによる協調減産が当初の期日通りに明日31日で終了する可能性がかなり高まってきました』との見解を伝えています。

また、新型コロナウイルスの原油市場への影響について、『世界的にロックダウンする都市が増えており、世界の原油需給が日量1500万〜2000万バレル前後減少している状況では、OPECプラスによる日量200〜300万バレル程度の協調減産なら「焼け石に水」という事かもしれません』と考察。『世界の原油需給が日量1500万〜2000万バレル前後減少している状況では、サウジアラビアやロシアが原油販売量を増加させることもかなり難しそうです』と分析しています。

そして、『新型コロナウイルスの世界的な感染拡大ペースが鈍化しないことには、原油市場に対する強気な見方も難しそうです』とする一方で、『現在のNY原油の電子取引が20.5ドル付近まで下落しているだけに、値ごろ的には弱気することも難しそうです』との見解を示しています。

参考にしてみてください。

今回で、『フィスコマーケットレポーターの三井智映子の気になるレポート』は最終回となります。感謝とともに、また皆様にお目にかかれる機会を楽しみにお待ちいたします。ありがとうございました!

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の3月30日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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