前場に注目すべき3つのポイント〜みんなのウェディングがマザーズに新規上場
[14/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
25日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:売り先行後は配当志向で底堅い展開か
■外資系証券の注文動向:差し引き1050万株の買い越し
■前場の注目材料:みんなのウェディング<3685>が東証マザーズに新規上場(公開価格:2800円)
■売り先行後は配当志向で底堅い展開か
☆日経225想定レンジ:上限14450円-下限14250円
25日の東京市場は、売り先行後は底堅い展開になろう。24日の米国市場では、バイオ関連企業の下落影響から、ダウ、ナスダックともに下落した。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大証比110円安の14290円となり、これにサヤ寄せする格好から利益確定の流れが先行しよう。ただし、24日に250円超の大幅な反発をみせていた日経平均は、先週末の価格レンジ内での推移であり、トレンドが出ている状況ではなかった。インデックスに絡んだ売買で下げることになろうが、嫌気売りを誘う流れにはならないだろう。
また、ウクライナ情勢を巡り、日米欧の主要7カ国(G7)が協調してロシアへの圧力を強めるなか、地政学リスクもくすぶる状況である。ただ、これについても織り込み済みであり、それ故に積極的な上値追いのスタンスは取りづらいため、昨日の250円超の上昇局面においても、総強気相場との印象はなかったであろう。
リスク回避的な流れには注意が必要になりそうだが、一方で今日、明日辺は3月期決算の権利取りを意識した動きが出やすいとみられる。また、中国では3月HSBC製造業PMI速報値が予想を下回ったものの、これを嫌気した動きが限定的だったことをみると、期末要因による買い戻しを意識した需給が優勢のように映る。伊藤忠<8001>など商社株は配当利回りが3%を超えており、中国市場の落ち着きと併せて、見直しの動きが出てくるかが注目されそうだ。
そのほか、明日26日のCYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>上場を控え、医療・介護支援ロボット関連への物色が意識されそうである。
■外資系証券の注文動向:差し引き1050万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り2510万株、買い3560万株、差し引き1050万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
3月17日(月):420万株の売り越し
3月18日(火):160万株の買い越し
3月19日(水):1570万株の買い越し
3月20日(木):500万株の売り越し
3月24日(月):60万株の買い越し
■前場の注目材料
・G7首脳宣言、ロシアのG8除外に言及、米欧とロシアの対立激化懸念が重しに
・13年国内ゲーム市場、スマホ向けが家庭用の2倍見通し
・みんなのウェディング<3685>が東証マザーズに新規上場(公開価格:2800円)
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:30 閣議後、閣僚会見予定
11:00 菅官房長官、定例記者会見
<KO>










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