今日の為替市場ポイント:欧米株高でリスク選好的な円売りが優勢となる可能性
[14/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
昨日25日のドル・円相場は、東京市場では102円13銭から102円35銭で推移。欧米市場では一時102円49銭まで上昇し、102円30銭で取引を終えた。
本日26日のドル・円は102円台で推移か。欧米諸国の株高を意識して、リスク選好的な円売り・ドル買いが優勢となる可能性がある。
マスコミ報道によると、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、物価安定を維持するため、追加の金融政策措置を講じる用意があるとの見方を示した。ドラギ総裁は、「責務の達成を確実にするため、追加の金融政策措置を講じる用意がある」と指摘し、ユーロ売りが一時優勢となったが、追加緩和の必要性は特に高まっていないとの見方が広がり、ユーロは反発した。
市場参加者の間では、ECBは1ユーロ=1.40米ドル超の水準が定着することを望んでいないとの見方が存在している。ドラギ総裁は、「デフレのリスクは、限られている」と指摘しているが、市場参加者の一部はそう思っていないようだ。
ユーロ高などの理由でECBが追加緩和を行う可能性は残されているが、米国は量的緩和策終了の半年後に利上げを開始する可能性がある。フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は、政策金利(FFレート)は2016年末までに4%になると予想している。利上げ開始時期を2015年3月と想定した場合、2016年12月までに開かれるすべての米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25%の利上げが実施される可能性がある。
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