102.42円のハードルを新年度入り期待で埋めてくるか【クロージング】
[14/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日の日経平均は反発となり、53.97円高の14477.16円(出来高概算24億4000万株)で取引を終えた。期末要因から配当志向の物色が中心となるなか、日経平均は前日の価格レンジ内でのこう着が続いた。もっとも、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などが弱く、これが日経平均の上値の重しとなり、全体としては東証1部の6割の銘柄が上昇していた。また、新規上場のサイバーダイン<7779>は、公開価格3700円の2.3倍となる8510円で初値を付けた後、荒い値動きながらも一時ストップ高の10010円と人気化していた。
明日についてもサイバーダインへの資金流入が活発となるなか、他の医療・介護支援ロボット関連のほか、換金売り等で調整していた中小型株への見直しの流れに波及するかが注目される。また、3月期決算企業の権利落ちとなるが、落ち分は日経平均では概算で102.42円となる。即日埋めてくるとの見方はなさそうだが、外部要因による押し上げ効果等から埋めてくるようだと、テクニカル的にも保ち合いレンジを上放れてくるため、目先はリバウンド意識のスタンスに。
本日は配当志向でソフトバンクなどは冴えなかったが、明日以降は実質新年度入りへの思惑から、日経平均をけん引する展開も考えられよう。
<KO>










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