NY原油:反発で100.26ドル、原油受け渡し拠点の在庫減で買いが優勢に
[14/03/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY原油は反発(NYMEX原油5月限終値:100.26 ↑1.07)。この日発表された米国の2月耐久財受注の上振れを受けて、需要増期待から買いが優勢となり、99ドル台後半で寄り付いた(前日終値99.19ドル)。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報(週次石油在庫統計)では、原油の受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が引き続き減少したことが注目され、買いがさらに強まり、100ドル乗せとなった。
その後、原油在庫が急増していたことで、いったん売りもみられ、安値99.48ドルまで下落したが、需要増思惑の買いは強く、引け際に100ドル台を回復してから上昇の勢いが加速し、高値100.39ドルをつけた。オバマ米大統領が、26日の米国・欧州連合(EU)首脳会議後、ロシアがウクライナへの侵攻を進めた場合、ロシアのエネルギー産業に対する制裁を発動する可能性について協議したと述べており、ロシア原油供給への潜在的な懸念も根強いとみられる。
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