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【小幅安となる】市場のモメンタムを確認する一日=フィスコ田代 昌之

円建てCME先物の清算値は前日の日中225先物比95円安の14295円。為替市場では、ドル・円は102円台、ユーロ・円は140円60銭台とやや円高で推移（8時30分時点）。本日から受渡日ベースで4月相場入りとなることで、週初から入っていた期末に絡んだ特殊フローが無くなり通常の相場展開に戻る見通し。昨日は引けにかけて（14時58分から）TOPIX先物にまとまった買いが入ったが、配当落ちに絡んだ買いが全て入ったかどうかの判断は難しい。例年通りであれば2日に分けて買いが入ることから、本日もTOPIX先物の寄付きもしくは引けの動きには注目となろう。

本日は配当分が落ちることで日経平均は約101円落ちてスタートする。市場では「配当落ち分を即日で吸収できるか」とよく言われるが、国内で目立った売買材料がないなか、日本株のモメンタムを確認する上で重要な一日と言えよう。



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