後場に注目すべき3つのポイント〜三菱電機、東京ガスなどが後場決算発表予定
[14/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・売り方優位も短期資金中心で
・ドル・円は102円12銭付近、東京株式市場の弱含みで上げ渋る展開
・三菱電機<6503>、東京ガス<9531>などが後場決算発表予定
■売り方優位も短期資金中心で
日経平均は反落。166.55円安の14262.71円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えている。ウクライナ情勢の緊迫化を背景に25日の米国市場が下落したほか、為替市場での円高が嫌気されている。売り一巡後は下げ渋りをみせてはいるが、リバウンド狙いの動きも限られており、安値圏でのこう着が続いている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の8割近くを占めている。セクターでは東証33業種すべてが下げており、パルプ紙、ガラス土石、海運、輸送用機器、電気機器、倉庫運輸、精密機器、金属製品、証券、鉄鋼などが冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、東エレク<8035>、デンソー<6902>、京セラ<6971>などが軟調。一方、ファナック<6954>が強い動きをみせており、下支えする格好。
日経平均は先週の持ち合いレンジを下放れる格好となった。ボリンジャーバンドでは-1σでの攻防であり、一段の下げというよりは-1σ水準での下げ渋りが意識されそうである。飛び石連休となることから積極的な売買は限られるとみられ、売り方優位とはいえ、オーバーナイトでのショートは避けるだろう。そのため、ソフトバンク<9984>など売り仕掛けから弱含みとなっている銘柄については、短期筋の買い戻しも意識されてくるだろう。
ファナック<6954>に加えてソフトバンクの底堅さが意識されてくるようだと、日経平均についても下落とは言え、陽線形成となりそうである。30日には金融政策決定会合を控えており、追加緩和期待はなく、現状維持でアク抜けにつながる可能性も意識されよう。
■ドル・円は102円12銭付近、東京株式市場の弱含みで上げ渋る展開
ドル・円は102円12銭付近で推移。ドル・円は、ウクライナ情勢への警戒感から東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3815ドルから1.3847ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測で上げ渋る展開。ユーロ・円は、140円99銭から141円58銭で推移。
12時16分時点のドル・円は102円12銭、ユーロ・円は141円17銭、ポンド・円は171円49銭、豪ドル・円は94円79銭付近で推移している。
■後場のチェック銘柄
・日経平均は一時200円超の下落、休日の谷間で押し目買いも入りづらい状況
・業績を手掛かりとした物色が主体、後場も見送りムードのなか同様の展開へ
・三菱電機<6503>、東京ガス<9531>などが後場決算発表予定
☆後場の決算発表予定☆
■13時
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>
富士通フロンテック<6945>
マクニカ<7631>
神鋼商事<8075>
丸三証券<8613>
東洋証券<8614>
水戸証券<8622>
いちよし証券<8624>
■13時15分
積水化学工業<4204>
三菱電機<6503>
■14時
日東化工<5104>
日本精線<5659>
木曽路<8160>
新京成電鉄<9014>
KADOKAWA<9477>
東京ガス<9531>
■14時20分
マキタ<6586>
※上記スケジュールは予定になっておりますので、発表日時が変更になる場合がございます。
☆後場の注目スケジュール☆
特にありません。
<KO>










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