個別材料を手掛かりとした日替わり物色【クロージング】
[14/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日の日経平均は反落となり、141.03円安の14288.23円(出来高概算17億4000万株)で取引を終えた。ウクライナ情勢の緊迫化を背景に25日の米国市場が下落したほか、為替市場での円高が嫌気された。売り一巡後は下げ渋りをみせてはいるが、今期見通しが好材料視されたファナック<6954>が後場半ばには一時下げに転じる局面をみせるなど、参加者が限られるなかで手掛けづらさが窺えた。一方、ジャパンディスプレイ<6740>が業績下方修正を嫌気されて一気に最安値を更新するなど、悪材料には相当敏感である。
休み明けには日銀の金融政策決定会合が開催される。展望リポートでは前回の物価見通しを上方修正するとの見方もされている。日銀の政策決定会合ではこれまでもイベント前に動意付き、現状維持、早期緩和否定発言などで売り仕掛けられる状況が続いている。今回は織り込まれていない状況だが、結果を受けて短期筋の仕掛け的な売買から同じパターンになりそうだ。
また、ウクライナ情勢の緊迫が警戒されるほか、飛び石連休の中では先物主導などでの短期筋の売買に振られやすいだろう。ゴールデンウィーク中は決算など個別材料を手掛かりとした日替わり物色になりそうである。
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