今日の為替市場ポイント:ドル・円は102円台で推移か、欧米諸国の株高を意識してドル下げ渋り
[14/04/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日のドル・円相場は、東京市場では102円05銭から102円27銭で推移。欧米市場でドルは一時102円63銭まで上昇し、102円49銭で取引を終えた。
米国は対ロシアの追加制裁を発表したが、制裁対象には上場企業が含まれていなかったことから、ロシア株やルーブルはやや反発した。米国政府は、プーチン大統領と関連ある当局者7名、17社の企業を制裁対象に追加したが、世界の金融市場に重大な影響を及ぼすことにはならないとの見方が多い。
ブリンケン米大統領次席補佐官は27日、米CBSの「フェース・ザ・ネーション」に出演し、「ロシアの防衛産業向けハイテク製品輸出についても措置を検討している」と述べた。 米国政府は対ロ制裁について、欧州各国よりも厳しい態度で臨んでいることは明らかだが、ドイツなどはロシア制裁強化には依然として慎重な態度を変えていないようだ。
米国がロシア制裁を強化しても、ウクライナ情勢がすみやかに改善される見込みは小さいが、偶発的な軍事衝突などの重大なリスクに対する市場の警戒感は多少後退しているようだ。
本日29日のドル・円は、102円台で推移か。東京市場が休場となるため、ドル・円やクロス円の取引は閑散となることが予想されるが、欧米諸国の株高を意識してドルは102円台前半で下げ渋る見込み。
<MK>
米国は対ロシアの追加制裁を発表したが、制裁対象には上場企業が含まれていなかったことから、ロシア株やルーブルはやや反発した。米国政府は、プーチン大統領と関連ある当局者7名、17社の企業を制裁対象に追加したが、世界の金融市場に重大な影響を及ぼすことにはならないとの見方が多い。
ブリンケン米大統領次席補佐官は27日、米CBSの「フェース・ザ・ネーション」に出演し、「ロシアの防衛産業向けハイテク製品輸出についても措置を検討している」と述べた。 米国政府は対ロ制裁について、欧州各国よりも厳しい態度で臨んでいることは明らかだが、ドイツなどはロシア制裁強化には依然として慎重な態度を変えていないようだ。
米国がロシア制裁を強化しても、ウクライナ情勢がすみやかに改善される見込みは小さいが、偶発的な軍事衝突などの重大なリスクに対する市場の警戒感は多少後退しているようだ。
本日29日のドル・円は、102円台で推移か。東京市場が休場となるため、ドル・円やクロス円の取引は閑散となることが予想されるが、欧米諸国の株高を意識してドルは102円台前半で下げ渋る見込み。
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