相当冷静な大幅下落に【クロージング】
[14/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
27日の日経平均は大幅下落となり、213.49円安の15095.00円(出来高概算25億1000万株)で取引を終えた。26日の米国市場は小幅に反落だったほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の15310円と動意薄の展開、円相場は1ドル101円65銭辺りとやや円高に振れて推移するなか、利益確定の売りが先行した。その後は底堅さが意識されていたが、昼休み中に先物市場で下げ幅を拡大。インデックスに絡んだ売買によって後場寄り付きで15200円を割り込むと、一時15027.31円まで下げ幅を広げている。
ただ、支持線として意識されていた25日線で下げ渋りをみせており、過熱を冷ます格好での調整の範囲内だろう。もっとも、来週は米雇用統計の発表を控えているほか、週末が独立記念日で米国が休場となることから商いは膨らみづらいだろう。大きく調整した中小型株などの下値を冷静に拾うタイミングか。
また、小売企業の決算が発表される。消費増税の影響が限定的となれば、内需主導から改めて成長戦略などを手掛かりにした物色に向かわせそうだ。
<KO>










SEO関連




