日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は136円安、個人主体の中小型株物色は活発
[14/07/08]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は136円安、個人主体の中小型株物色は活発】
9時34分現在の日経平均株価は、16242.99円(前日比-136.45円)で推移。日経平均は売り先行のスタートとなり、その後15300円を割り込んでいる。三連休明け7日の米国市場は、NYダウが連休前に初の17000ドルに乗せたこともあり、利益確定売りが先行した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の15310円。円相場は1ドル=101円台後半と、再び102円台を割り込んで推移するなか、幅広い銘柄に売りが先行した。
売買代金上位では、アイフル<8515>、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、ホンダ<7267>、大東建<1878>、三井住友<8316>などが軟調。一方で、個人主体とみられる中小型株物色は活発であり、日本通信<9424>、ワイヤレスG<9419>、マイクロニクス<6871>などが強い。セクターでは、水産・農林、石油・石炭、鉱業が小じっかり。半面、保険、その他金融、ゴム製品、鉄鋼、金属、海運、証券、精密機器などが軟調。
【ドル・円は101円71銭、株安や経常黒字の増加で円高・ドル安の展開】
ドル・円は101円71銭付近で推移。日経平均株価の続落は想定の範囲内だが、5月経常収支が5228億円の黒字となり、経常黒字額が市場予想(4175億円の黒字)をやや上回ったことが多少意識されているようだ。日経平均株価の大幅続落に対する警戒感は浮上していないが、4-6月期の国内企業の業績悪化に対する懸念は残されている。日経平均株価が伸び悩んだ場合、ドル・円の上値は多少重くなるものとみられている。
■今後のポイント
・101円50銭以下で短期筋などのドル買い興味が残る
・株安でリスク選好的な円売りは減少
9時34分時点のドル・円は101円71銭、ユーロ・円は138円41銭、ポンド・円は174円33銭、豪ドル・円は95円36銭付近で推移している。
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