SEOTOOLSは、サイトのアクセスアップに必要なSEO対策ツールを無料提供中。まずはSEOアクセス解析ツールをご体験下さい。

■NY株式：ダウは70ドル安、ポルトガル大手行の経営不安を嫌気

NYダウ　　　　　　　ナスダック
終値　：16915.07　　終値　：4396.20
前日比：-70.54　　　前日比：-22.83
始値　：16980.35　　始値　：4352.04
高値　：16980.35　　高値　：4415.85
安値　：16805.38　　安値　：4351.04

10日の米国株式相場は下落。ダウ平均は70.54ドル安の16915.07、ナスダックは22.83ポイント安の4396.20で取引を終了した。ポルトガル大手行の債務不履行懸念で、欧州株式相場が下落した流れを受けて大きく下落して始まった。しかしながら、米国経済や企業業績への影響は限定的との見方から徐々に下げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、電気通信サービスや公益事業が上昇する一方、耐久消費財・アパレルや小売りが下落した。

航空会社のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)は好調な4-6月期の旅客実績を発表して上昇した。一方で、フローリング（床材）小売のランバー・リクイデーターズ(LL)が業績下方修正を発表して急落。メディアのCBS(CBS)は、経営幹部が自社株を売却したことが嫌気されて下落。アパレルのエルブランズ(LB)は6月の既存店売上高が冴えず、軟調推移となった。

来週から本格化する4-6月期決算の内容を見極めるまでは、積極的に買いが入りにくい状況となっている。

（Horiko Capital Management LLC）

■NY為替：ドル・円は101円35銭、欧州金融不安を受けたリスク回避の円買い

ドル・円は101円06銭まで下落後、101円37銭まで反発して101円35銭で引けた。ポルトガル第2位の銀行の親会社が短期債務の返済を見送ったため、欧州金融不安を受けたリスク回避の円買いが加速し安値を更新。欧州市場の引け後、米国株式相場の回復に連れて下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.3615ドルから1.3589ドルへ下落し1.3609ドルで引けた。米国東部時間午前10時の二ューヨークカットで大口の1.36ドルストライクオプションが満期後、欧州金融機関への不安を受けたユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は、株安に連れ137円50銭まで下落後、137円92銭へ反発した。ポンド・ドルは、1.7107ドルから1.7143ドルへ上昇した。ドル・スイスは、0.8917フランから0.8934フランへ上昇した。

■NY原油：反発で102.93ドル、米雇用指標の改善をきっかけに戻す

NY原油は反発（NYMEX原油8月限終値：102.93　↑0.64）。101.86ドルから103.00ドルまで上昇した。リビアの一部油田の操業再開による供給拡大観測、米国の原油先物の受け渡し拠点(オクラホマ州クッシング)での在庫増加などから、時間外取引でも上値が重い状態が続き、ポルトガルでの信用懸念浮上に、一時101.55ドルまで下落していた。

しかし、この日発表された米国の先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少だったことで、下げ渋り始め、通常取引開始後は買い戻し気味になった。そして、終盤にNYダウが下げ幅を縮小する動きを強めたタイミングでプラスに転じ、そのまま103ドル絡みまで反発した。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比（騰落率）

バンクオブアメリカ（BAC）　 15.44ドル　-0.16ドル（-1.03％）
モルガン・スタンレー（MS）　31.68ドル　-0.33ドル（-1.03％）
ゴールドマン・サックス（GS）163.42ドル　-1.25ドル（-0.76％）
インテル（INTC）　 　　31.26ドル　+0.37ドル（+1.20％）
アップル（AAPL）　　　　　　95.04ドル　-0.35ドル（-0.37％）
グーグル（GOOG）　　　　　　571.10ドル　-4.98ドル（-0.86％）
フェイスブック（FB） 64.87ドル -0.10ドル（-0.15％）
キャタピラー（CAT）　　　　 109.36ドル　-0.78ドル（-0.71％）
アルコア（AA）　　　　　　　15.62ドル　-0.07ドル（-0.45％）
ウォルマート（WMT）　　　　 77.06ドル　-0.15ドル（-0.19％）



＜KO＞