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NY為替：ドル・円は101円39銭、ロシアと欧米の対立懸念緩和で円買いが後退
[14/07/22]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
21日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は101円27銭へ弱含んだのち、101円40銭まで反発し101円39銭で引けた。米国の6月シカゴ連銀全米活動指数が改善予想に反し5月から悪化したことを嫌気したドル売りが一時優勢となった。また、ウクライナ情勢の悪化やガザ戦闘の激化で地政学的リスクの上昇を受けた株安に連れてリスク回避の円買いが強まった。その後、ロシアと欧米の対立懸念が緩和し円買いが後退。オランダのルッテ 首相が「マレーシア航空機墜落原因に関する調査で進展」と発言、ナジブ首相が親露派と撃墜されたマレーシア航空機のブラックボックスをマレーシアに受け渡すことで合意したことを明らかにした。また、ウクライナ問題で、オバマ米大統領が依然、外交的問題解決を望んでいることを明らかにした。
ユーロ・ドルは、1.3514ドルから1.3526ドルへ上昇し1.3524ドルで引けた。国際通貨基金（IMF）がドイツの成長見通しを引き上げたがことがユーロの好感材料となった。ユーロ・円は136円94銭から137円13銭へ上昇。ポンド・ドルは、1.7079ドルから1.7056ドルのレンジで上下。ドル・スイスは、0.8987フランから0.8978フランへ下落した。
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