NY為替:ドル・円は102円12銭、FOMCでタカ派色が強まるとの思惑
[14/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
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29日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は101円95銭から102円16銭まで上昇し102円12銭で引けた。予想を下振れた米5月S&Pケース・シラー住宅価格指数に失望したドル売りが一時優勢となった。しかし、連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派色が強まるとの思惑や米7月消費者信頼感指数が2007年10月来で最高となったことを好感したドル買いが再燃。その後、欧米の対ロシア追加制裁措置の発表を受けてリスク回避の円買いも強まり伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは、1.3435ドルから1.3404ドルへ下落し1.3409ドルで引けた。欧州連合(EU)が対ロ追加経済制裁策で合意に達したため、欧州経済への波及懸念やウクライナ紛争の深刻化懸念が強まりユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、137円11銭から136円77銭へ下落。欧米の対ロシア追加経済制裁の発表を受けて世界経済への懸念を受けたリスク回避の円買いが再燃した。
ポンド・ドルは、1.6954ドルから1.6934ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9044フランから0.9074フランへ上昇した。ダンティーヌSNB(スイス国立銀行)副総裁の発言「スイスフラン高を容認することはできない」を受けたフラン売りが優勢となった。
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