NY株式:ダウは317ドル安、冴えない経済指標やアルゼンチン国債のデフォルト懸念で
[14/08/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
7月31日の米国株式相場は大幅下落。ダウ平均は317.06ドル安の16563.30、ナスダックは93.13ポイント安の4369.77で取引を終了した。欧州株式相場が下落した流れを受け、売りが先行。7月シカゴ購買部協会景気指数が予想外の低下となったほか、アルゼンチン国債のデフォルト懸念から軟調推移となった。月末でポジション調整の売買も目立ち、引けにかけても下げ幅を拡大した。ダウ平均株価は年初来で下落に転じた。セクター別では全面安となっており、特に各種金融やテクノロジー・ハード・機器の下落が目立った。
オーガーニック食品スーパーのホールフーズ(WFM)は決算が予想を下回り下落。食品メーカーのクラフトフーズ(KRFT)は慎重な売上高見通しを示したことで軟調推移となった。ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)は、中国の期限切れ肉が使用されていた問題発覚以降、売上が大きく落ち込んでおり、長期化すれば業績への影響は免れないとの見解を示したことで売られた。一方で携帯電話キャリアのTモバイルUS(TMUS)は、フランスの通信会社イリアド社から買収提案を受けたことが明らかとなり上昇。
なお、アクションカメラのゴープロ(GPRO)がマーケット終了後に発表した決算は予想を上回ったものの、時間外取引では下落して推移している。
(Horiko Capital Management LLC)
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