今日の為替市場ポイント:ウクライナ情勢の早期改善期待は後退
[14/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
昨日27日のドル・円相場は、東京市場では104円16銭から103円89銭で推移。欧米市場では一時103円78銭まで下落し、103円88銭で取引を終えた。
本日28日のドル・円は、104円前後で推移か。ウクライナ情勢のすみやかな改善は期待できないとの見方が再浮上しており、ドル・円は104円台前半で上げ渋る見込み。
27日の欧米市場では、欧州中央銀行(ECB)が9月の定例理事会で何らかの追加緩和策を導入するとの思惑が一時浮上し、ユーロ売りが優勢となる場面があった。しかしながら、ECBが9月に追加緩和を行う可能性は低いとの見方は後退せず、ユーロは下げ渋った。
ユーロ売りが一時優勢となった他の理由として、ウクライナにおける親ロシア派とウクライナ政府軍の戦闘が継続していることが挙げられている。ウクライナにおける早期停戦は実現困難との声が聞かれており、紛争が続いた場合、ウクライナ経済のさらなる悪化は避けられず、欧州経済全体にも悪影響を与える可能性がある。
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