より出遅れている低位銘柄などを探る展開に【クロージング】
[14/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日の日経平均は反落となり、74.96円安の15459.86円(出来高概算20億3000万株)で取引を終えた。こう着感の強い相場展開が続いており、日中値幅は60円程度にとどまっている。東証1部の売買代金は14営業日連続で2兆円を下回っている。27日の米国市場がまちまちだったほか、シカゴ先物が大阪比40円安、円相場は1ドル104円台を下回る中、利益確定の売りが先行。米国ではレイバーデーの祝日による3連休を控えており、海外勢による資金流入も細っている需給状況である。
そのため、物色は個人主体による材料株が中心。中堅の建設株など社会インフラ関連などへの物色が継続する一方で、ミクシィ<2121>などこれまでの主役銘柄には利益確定の動きがみられている。また、2人目のデング熱発症が伝えられるなか、殺虫剤を手掛ける企業が急伸するなど、短期資金が集中しやすい地合いでもある。
引き続きテーマ性のある銘柄となろうが、値がさ株での値幅取りから、やや仕手系色の強い低位材料株での値幅取りに移って来ているように感じられる。また、低位材料株ついても、ストップ高を交えての急伸など短期的な過熱感も意識される。資金回転は利いている需給状況であるが、今後は低位の材料株ついても、資金の逃げ足が速まる可能性も。より出遅れている低位銘柄などを探る展開になりそうだ。
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