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豪ドル週間見通し:3日発表の4-6月期 GDPが有力な手掛かり材料

注目トピックス 市況・概況

先週の豪ドル・円はやや堅調推移。ウクライナ情勢の悪化に対する懸念は消えていないが、米ドル・円相場が円安方向に振れたことや短期筋などの豪ドル買い・米ドル売りがやや活発となり、この影響で豪ドルの対円レートは97円台前半まで上昇する展開となった。取引レンジは96円48銭-97円28銭。

今週の豪ドル・円は下げ渋りか。3日発表の4-6月期国内総生産(GDP)が有力な手掛かり材料となる。成長率は1-3月期の+3.5%を下回る見込みだが、成長鈍化に対する懸念は後退しており、豪ドルは97円前後で推移する見込み。なお、豪準備銀行(中央銀行)は2日に政策金利を発表するが、今回も2.50%で現状維持の公算であり、豪ドル相場への影響はない見込み。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2日:4-6月期経常収支(予想:-140億豪ドル、1-3月期:-57億豪ドル)
・2日:豪準備銀行が政策金利発表(2.50%で現状維持の公算)
・3日:4-6月期国内総生産(前年比予想:+3.0%、1-3月期:+3.5%)
・4日:7月貿易収支(予想:-17.5億豪ドル、6月:-16.83億豪ドル)
・4日:7月小売売上高(前月比予想:+0.4%、6月:+0.6%)

予想レンジ:95円00銭-99円00銭



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