NY株式:ダウは67ドル高、雇用統計下振れもウクライナ停戦合意を好感
[14/09/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
5日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は67.78ドル高の17137.36、ナスダックは20.61ポイント高の4582.90で取引を終了した。8月雇用統計で失業率は6.1%へと低下したものの、非農業部門雇用者数が14万2千人増と予想を下回ったことが嫌気され売りが先行。しかし、ウクライナと親ロシア派が停戦合意に署名したことが伝わると、緩やかに上昇する展開となった。S&P500指数は過去最高値を更新した。セクター別では、食品・生活必需品小売や公益事業が上昇する一方、自動車・自動車部品や保険が下落した。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、マスクCEOが同社の株価はやや高いと発言したことで下落。アパレルのクイックシルバー(ZQK)が冴えない決算を発表して急落。同業のギャップ(GPS)は8月既存店売上が振るわず軟調推移となった。ハンドバッグやアパレルのマイケル・コース(KORS)は増資を発表して下落。一方で、衛星テレビのディッシュ・ネットワーク(DISH)は、携帯キャリアのTモバイルUS(TMUS)の買収に関心があることをドイツテレコムに打診したことが明らかとなり両社とも上昇した。
新規株式公開準備中の中国の電子商取引大手のアリババは、公募価格レンジを60〜66ドルに設定した。時価総額は約1600億ドル規模となる模様。
(Horiko Capital Management LLC)
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