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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は15円高、ソフトバンクの上昇が指数をサポート

注目トピックス 市況・概況

【日経平均は15円高、ソフトバンクの上昇が指数をサポート】

9時32分現在の日経平均株価は、15684.34円(前日比+15.66円)で推移。日経平均は続伸で始まった。注目されたウクライナ政府と親ロシア派による停戦に向けた会合では、停戦で合意した。5日の米国市場はこれを好感した格好であり、この流れを引き継ぐ格好。米雇用統計については、非農業部門雇用者数が前月比14.2万人増と20万人を割り込み、コンセンサスを大きく下回ったが、イベント通過に。4-6月期GDP改定値については予想の範囲内だった。アリババの仮条件が決定したことを受けてソフトバンク<9984>が急伸しており、これが日経平均を押し上げる格好。

そのほか、売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、SoseiG<4565>、ソディック<6143>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>、ファナック<6954>などが堅調。一方で、トヨタ<7203>、ミクシィ<2121>、NTT<9432>、アステラス薬<4503>、任天堂<7974>などが冴えない。セクターでは、保険、鉄鋼、証券、情報・通信、その他金融が上昇。一方で、その他製品、サービス、鉱業が小安く始まっている。

寄り付き後の日経平均は、足元の円安一服による利益確定売りやファーストリテ<9983>の伸び悩みなどもあり一時マイナス圏に転じる場面もみられたが、ソフトバンクの上昇が指数をサポートする格好になっている。

【ドル・円は105円12銭、日本の4-6月期GDP改定値の下方修正は織り込み済み】

ドル・円は105円12銭付近で推移。4-6月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率-7.1%に下方修正されたが、この程度の下方修正は想定の範囲内との声が聞かれており、為替取引に大きな動きは出ていないようだ。

■今後のポイント

・105円以下で個人勢などのドル買い興味
・日本の4-6月期GDP改定値の下方修正は想定の範囲内で影響なし

9時32分時点のドル・円は105円12銭、ユーロ・円は136円17銭、ポンド・円は170円55銭、豪ドル・円は98円49銭付近で推移している。



<KO>

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