日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は74円高、円安進行で輸出関連に買い
[14/09/09]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は74円高、円安進行で輸出関連に買い】
9時41分現在の日経平均株価は、15780.05円(前日比+74.94円)で推移。日経平均は続伸で始まった。8日の米国市場は高安まちまちだったが、円相場が1ドル=106円台に乗せるなか、輸出関連に買いが向かう流れに。ただし、15800円には届かず、寄り付きで15795.82円を付けた後は、やや上げ幅を縮める展開に。セクターでは、海運、保険、鉄鋼、情報・通信、輸送用機器、ゴム製品、倉庫・運輸、機械、証券、非鉄金属などが堅調。一方で、鉱業、ガラス・土石が冴えない。
売買代金上位では、ソフトバンク<9984>が引き続きアリババ上場を控えて含み益を手掛かりに続伸。円安を受けてトヨタ<7203>、マツダ<7261>、ホンダ<7267>、富士重<7270>など自動車株が上位に。ソニー<6758>、ソディック<6143>、ケネディクス<4321>、五洋建<1893>が堅調。一方で、ファナック<6954>、ミクシィ<2121>が冴えない。
【ドル・円は106円05銭、米国早期利上げ観測の再浮上などで堅調推移】
ドル・円は106円05銭付近で推移。ドル・円は一時106円17銭まで買われた。米国の早期利上げ観測が再浮上していることや浜田内閣官房参与が「円安はさらに進みそうに見受けられる。円安は日本経済にとってプラス」と述べたことがドル買い・円売りを促す要因となっている。日経平均株価の続伸も意識されており、ドルはジリ高となる可能性があるとみられている。
■今後のポイント
・105円80銭以下で個人勢などのドル買い興味残る
・米国の早期利上げ観測が再浮上し、ドルは堅調推移
9時41分時点のドル・円は106円05銭、ユーロ・円は136円76銭、ポンド・円は170円74銭、豪ドル・円は98円43銭付近で推移している。
<KO>










SEO関連




