英ポンド週間見通し:景況感とロシアによる資産凍結に要警戒
[14/09/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■ポンド弱含み、ロシアによる資産凍結示唆で
先週のポンド・円はもみあい。ロシアが欧米による対ロシア追加制裁の報復措置として資産凍結を検討したこと、イギリス議会でイスラム国空爆が協議され始めたことで、一時176円65銭まで下落した。しかし、カーニー英中銀総裁が早期利上げの可能性を示唆したことで、ポンドは下げ渋った。取引レンジは176円65銭-178円74銭。
■英国の景況感とロシアによる資産凍結に要警戒
今週のポンド・円は伸び悩みか。4-6月期の英国内総生産(GDP)確報値、9月製造業PMI、サービス業PMI、そしてロシアによる報復措置としての資産凍結の可能性に警戒することになる。経済指標が市場予想を下回った場合、ポンド売りがやや強まる可能性がある。ロシアが資産凍結を実施した場合、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)による英国からの資金引き揚げ懸念が高まることで、ポンド売り要因となることにも注意が必要。
○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・30日:4-6月期国内総生産(GDP)確報値
・1日:9月製造業PMI
・3日:9月サービス業PMI
予想レンジ: 175円00銭-180円00銭
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