NY原油先物週間見通し:やや強含みを予想、ウクライナと中東の地政学的リスク懸念
[14/09/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY原油先物
安値:90.41ドル
高値:93.86ドル
終値:93.54ドル
前週末比(騰落率):2.06%
■上昇、米国の経済成長加速で需要拡大観測高まる
NY原油先物価格は上昇した。米国の4-6月期の国内総生産(GDP)確報値が前期比年率+4.6%へ上方修正されたことで、米国の景気回復による需要拡大観測が高まった。欧米や有志連合によるイスラム国への空爆を受けて、原油供給への警戒感が高まったことも買い要因となった。
■やや強含みを予想、ウクライナと中東の地政学的リスク懸念
想定レンジ:91.00〜96.00ドル
NY原油先物価格はやや強含みに推移すると予想する。ロシアが資産凍結や天然ガスの供給停止を示唆していること、欧米がイスラム国の資金源を断つために油田への空爆を継続していることで強含みに推移する見通し。しかし、米国の原油生産の増加傾向、ユーロ圏や中国の景気低迷で需要が減少傾向にあることで上値は限定的か。
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